率直にいいますと、吐き気をもよおします!な感じ。
読んだ直後に思ったことは「この本早く手放したい」でした。
なんとも特徴的…というより、生々しく異色な話。完全に好き嫌いが分かれると思います。
とりあえず箇条書きで!(まとめられない)
・最期までダニとか毒虫などに例えられてしまう主人公(グルヌイユ)はどうなの。
・折々にはさまれる描写がくどい。
それだけ強調したいのだろうけど、読み進めるのを邪魔されてる感じ。
・会話はほとんどなし。主人公は喋れないのか?と思うほど「」がない。でもペラペラ喋るキャラではなかったから、かえっていいのかな。
・いまいち主人公をつかめない=感情移入もし辛いので、読者は第三者的な目で物語を見ていく形に。
・ラストがショッキング。
グルヌイユはとんでもない香水を作り出し、大勢の人に自ら自身の肉を捧げます。つまり共食いですね…。
全く違うんですけど羅生門を思い出しました。
これを映画化するだなんてすごいなぁ。「香水」なんてタイトルだけど、負のイメージが強すぎる。良い香りなんて、そんなのどこよみたいな。
でも、これだけインパクトのある作品も珍しい。
お勧めはしにくいですが、読んでみる価値はあると思います。
しかし素晴らしいほどに纏められてないな。